屋根工事の塗料を選ぶときのポイント

屋根工事の塗料を選ぶときのポイント

風雨や厳しい日差しに毎日晒されている屋根には、強い負担がかかっています。
屋根は家の劣化が進みやすい箇所であり、ヒビが入ったり亀裂が入り錆びてしまったりします。
その状態で何もメンテナンスをしないでいると、ヒビや錆びた部分から雨水が入り込んで家を支える柱の腐食に繋がる場合があります。
適切なタイミングで屋根工事を行い、家全体を守ることが必要です。
屋根工事と言っても塗装に使用する塗料にはたくさんの種類があり、家の屋根の状態や予算に合わせて選ぶことが大切です。
代表的な樹脂塗料としてはウレタンやシリコン、フッ素入りのものや無機材料のものなどが挙げられます。
それぞれ耐久年数や価格は様々で、家が建っている環境によっても最適なものは変わってきます。
工事の検討をしているという人は、業者に予算や機能面で自分達が希望するものを事前にしっかりと相談してみることをおすすめします。
その場の価格だけではなく、工事後のメンテナンスなども考えて選ぶことが重要です。

住宅の機能性を高められる!屋根工事の魅力

住宅の機能性を高める屋根工事に注目が集まっています。
住宅の性能や機能というと断熱材や吸湿材に目が行きがちですが、紫外線にさらされる屋根工事も重要なポイントになっていて、特に住宅の寿命を決定づけます。
よくある雨漏りトラブルは、住宅の寿命を縮めてしまう重大な事案であり、浸透する雨水が屋根の木材を腐敗させたり、金属素材を錆びつかせるため、住まいの機能を大きく劣化させてしまいます。
最近では機能性重視の屋根工事で選ばれるようになり、新しい金属素材が人気を集めています。
その中でも注目を集めているのがスカイメタルルーフであり、開発したニュージーランドだけでなく、世界各国で採用されるようになりました。
鋼板に細かな石粒を接着した屋根材は、高い耐錆性と耐候性、耐久性と対災性を備えた他、軽量性にも優れているため、日本でも普及しつつあります。
瓦屋根住宅でも屋根工事できることから台風被害などをきっかけに採用する世帯も増えています。

著者:上條千明

筆者プロフィール

福岡県福岡市生まれ。
親の跡を継ぎ地元で工務店を経営。
屋根工事について記事をまとめました。